オリンパス、日経新聞、元日経記者の因果な関係 R35
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オリンパス、日経新聞、元日経記者の因果な関係


 オリンパスが法外な手数料で繰り返してきたM&A(企業の合併・買収)について、月刊誌「FACTA」8月号が取り上げてから、オリンパスはその正当性を主張してきた。

 しかし、8日、オリンパスの高山修一社長は1990年代からの損失の「飛ばし」を認め、一連のM&Aが損失の穴埋めに使われたことを明らかにした。

 この事件が浮かび上がった発端が興味深い。スクープを書いた山口義正記者も「FACTA」発行人の阿部重夫氏も元日経記者だ。そのスクープ記事を読んでオリンパス社内で問題視し捜査当局等に協力したのが外国人のマイケル・ウッドフォード元社長という、アウトサイダーだ。はじめ大手マスコミはこの問題をあまり取り上げなかった。

 特に、日経はスクープ元が日経から飛び出した記者だったので、なおさらだ。むしろ、オリンパスは元日経役員の来間(くるま)紘氏を今年6月、社外取締役として受け入れ、日経もオリンパスを有望企業として持ち上げる良好な関係だった。(以下略)

2011.11.15
【日本の解き方】オリンパス、日経新聞、元日経記者の因果な関係 - 政治・社会 - ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111115/dms1111150849003-n1.htm

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