NHKの経営委員が放送や経営について、視聴者から直接、意見を聞く会が19日横浜市で開かれました。
NHK横浜放送局で開かれた「視聴者のみなさまと語る会」には、視聴者48人とNHKの経営委員会の勝又英子委員やNHKの塚田祐之理事らが出席しました。
はじめに勝又委員がNHKの経営計画や平成23年度予算などについて説明したあと、視聴者と意見を交わしました。
この中で視聴者からは、ことし7月のテレビ放送の完全デジタル化でテレビを視聴できなくなる人が出ないよう対策を求める意見や、芸能人を多く起用した民間放送の番組と似たつくりではなくNHKにしかできない放送を出してほしいという意見が出されました。
NHKの塚田理事らは、デジタル化によってテレビの受信が困難になる世帯が出ないよう対策に力を入れていることを説明し、番組に芸能人を起用する場合も民間放送とは違った切り口で取り上げるなどの工夫をしており、NHKらしい番組を出すよう引き続き努力したいと述べました。
NHKは今回、視聴者から出された意見を今後の放送や経営に反映していくことにしています。
視聴者から意見を聞く会
http://www.nhk.or.jp/yokohama-news/20110219180454_01.html
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