「日本メディアはどこも東電批判をしない」というのは粗雑な印象論 加藤祐子(goo ニュース) R35
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「日本メディアはどこも東電批判をしない」というのは粗雑な印象論 加藤祐子(goo ニュース)


(前略)
前置きですが、私は3月11日からこちら何かというと「いやいや、日本の主要メディアがそれをどこも書いてないというのは、誤解ですから」と弁明してきた気がします。別に主要メディアの関係者じゃないのに。自分はもう新聞記者じゃないのに。「日本メディアはどこも東電に広告費という形で首根っこを押さえられているから、どこも東電批判をしない」とか、「日本メディアはどこも反原発運動について書かない」などという粗雑な印象論で物事を断定する人、自分が目にしたものが普遍的な真実でことの全てだと思い込む人に対して、ネット上で、あるいは面と向かって、「いやいや、そんなことないから。全てがそうではないから」とか、「あなたが見ていないからといって報道がなかったわけじゃない。現に……」などと反論してきました(日本メディアを擁護したいというより、粗雑な印象論による非論理的な断定が嫌いなのです)。

(中略)

筆者について…
加藤祐子 東京生まれ。シブがき隊や爆笑問題と同い年。8歳からニューヨーク英語を話すも、「ビートルズ」と「モンティ・パイソン」の洗礼でイギリス英語も体得。オックスフォード大学修士課程(国際関係論)修了。全国紙記者、国際機関本部勤務を経て、CNN日本語版サイトで米大統領選の日本語報道を担当。2006年2月よりgooニュース編集者。フィナンシャル・タイムズ翻訳も担当。訳書に「策謀家チェイニー 副大統領が創った『ブッシュのアメリカ』」(朝日新聞出版)など。

今度は確かに「日本メディアは書かなかった」 オリンパス問題でそらみたことかと - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/newsengw/business/newsengw-20111025-01.html

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[ 2011/10/26 11:51 ] ニュース | TOP↑